鶴屋VS忘八

吉原にやってきた地本問屋の一同は、女郎屋の主人たち”忘八”の面々を前に、鱗形屋を支えたいので、蔦重を仲間に入れられないと主張。そして地本問屋の面々をその場から一旦退却させると、鶴屋は<今日ここにいない仲間の意見>を持ち出します。

「吉原者は卑しい外道。市中に関わらないでほしいと願う方がいるということです」と告げた鶴屋。

対して伊藤淳史さん演じる大文字屋は「てめえらののさばってる日本橋は、元は吉原のあったとこじゃねえか!」などと声を荒らげます。

「こんないかがわしいもの、江戸にはいらぬって追い出されたんじゃないかって」と答える鶴屋。すると今度は安達祐実さん演じる大黒屋のりつが「こちとら天下御免ですけどねえ」と言い放ちます。