モノの掃除は心の掃除

さらにいえば、ゴミはためずにこまめに捨てる主義です。

ゴミ袋が満杯になるのを待つことができず、3分の1ほどたまったら捨ててしまいます。

(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

「ゴミ袋がもったいない」と言われそうですが、30リットルのゴミ袋よりお得に買える45リットルのゴミ袋をいつも買っているうえでの3分の1なので、それなりにゴミは入っていることになります。

節約しているのか、無駄遣いをしているのか、よくわからない流儀ですね。

いつも感じることですが、ゴミを捨てるだけで、部屋の雰囲気が「軽く」感じられるのは不思議です。

同様に、ブラインドを拭くと、空気がきれいに清浄されたような感覚にもなります。

モノの掃除は、心の掃除にもなるのですね。

 

※本稿は、『無理をせず、無駄を楽しむ センスのはなし』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。


無理をせず、無駄を楽しむ センスのはなし』(著:秋田道夫/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

著者は、SNSでのつぶやきが話題を呼び10万超フォロワー、生活に寄り添うデザインを手がけてきた人気プロダクトデザイナーの秋田道夫氏。

心の持ち方から居心地のいい部屋のつくり方、ファッション、ほどよいコミュニケーション術……。

日常の中で大事にしている「暮らしのセンス」「生き方のセンス」について直筆のイラストやたっぷりの写真をまじえながら、お話しします。