一風堂のラーメンの写真。
一風堂のラーメン(筆者撮影)
3月の「株主優待」銘柄は調べると800銘柄以上もあり、まるで「優待祭」と言ってよいほど。この3月銘柄の中には、食費が助かる「株主優待」銘柄も多いので、「15万円以内条件」でどういったものがあるのかをまとめました。外食の節約や調味料の節約ができる銘柄のほか、上級者向けの1万円未満の銘柄も紹介します。※株価は3月5日終値
この記事の目次
3月権利の株主優待は?
リスクが高すぎ?「元とれ」優待2つも紹介

3月権利の株主優待は?

「株主優待」の権利を3月に迎える銘柄は本当に多くあります。だからこそ、この機会に食費節約ができる銘柄に注力したいものです。筆者は特に、「株主優待」の新設企業や内容変更を発表した企業に注目しています。

その中でも、シマダヤ(250A※)(株価1,574円、最低投資額15万7,400円)は、食費節約の王道銘柄かもしれません。

麺類の製造販売で知られるシマダヤ。100株では1,000円相当の商品詰め合わせがもらえます。「株主優待」制度を新設した企業でもあるため、「どんな商品が入っているのか」と興味を持たれている人も多いことでしょう。購入時の注意点は、2025年3月期であれば、3月に権利を取得すれば商品をもらえますが、次回、2026年3月期では「6ヵ月以上継続保有」が必要となってくることで、2025年9月にも権利を取得しておかなくてはいけないことです。

「株主優待」新設企業によくあるのは、「初回は、継続保有期間は問わない」ことですが、シマダヤもその優遇措置をとる企業にあてはまります。

※証券コード…証券取引所に上場する企業に割り振られる識別コードです。従来は数字のみの4桁で構成されていましたが、2024年1月以降に新規上場した企業には、数字だけでなく英文字も入ったコードが設定されるようになっています。