「食と有田焼」という新規事業
最後は「食と有田焼」という新規事業だ。
フランス・パリで1862年に創業された老舗のパティスリーブランド、ラデュレ(Ladurée)に、アリタポーセリンラボのミニお重をつけて販売するというコラボレーションも実現。
松本氏は「食器は料理が乗って完成するもの。料理のお洋服です。スイーツや日本酒などを有田焼と共に販売することによって、今までと違う新しい流通を開拓でき、パートナー企業は付加価値を上げる事ができる。両方にとってメリットがある取り組みと考え力を入れていきます」と語る。
伝統と革新を追求するアリタポーセリンラボだが、その社史を繙くと波乱万丈だ。松本氏に、220年の歩みを振り返ってもらった。