「朝起きたばかりなのに疲れている」「会社や学校に行くのが憂鬱」といった体調不良に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。自律神経の名医・順天堂大学医学部の小林弘幸教授いわく、「自律神経を整えれば、自然に体調はよくなっていく」そうで――。そこで、小林教授の著書『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』から一部引用・再編集し、〈おうちでできる、自律神経を整える健康法〉を当連載にてお届けします。今回のテーマは「1時間座ったら体を数分動かす」です。
1時間座ったら体を数分動かす
座りっぱなしはリスク高
人間の体は立って動くようにできているので、座っている時間が長いと血流が悪くなったり、腸の動きが悪くなったりします。
すると、自律神経が乱れ、免疫力も低下し、病気のリスクも高くなります。座りっぱなしは避けましょう。目安は1時間座ったら体を数分動かす。
1日に4回ほど、異なるストレッチや体操をスキマ時間にするだけで、体全体がほぐれて、自律神経も整えられます。