話題がどんどんずれていく

もう1つは、話題がどんどんとずれていくパターンだ。

昨日行ったレストランの話かと思って聞いていると、そのときに着ていた服の話になり、その服を勧めてくれた友人の話に移り、その友人の友人がテレビに出演する話になり、次に有名タレントの話になる。

時には、はじめのうちは「Aちゃんはイヤな人」というエピソードとして話していたはずなのに、いつの間にか「Aちゃんにはお世話になった」という話になっていたりする。

しかも、このタイプの話をする人はセンテンスを区切らずに、一文で語るので、聞くほうとしては、何を言いたいのかわからない。

しかも、1つのセンテンスで語るので、「もう、いい加減にやめてくれ」とも「それって、どういうこと?」とも合いの手を入れるタイミングが見つからない。

話が終わった後に、「オチは何なの?」と聞きたくなってくる。

 

話題がどんどんずれていく(写真提供:Photo AC)