100点の日もあれば80点の日もあっていい

受験生には、よく「得意科目を先にやれ」と指導してきました。時間が余ったら苦手科目をやればいい。そうしないと、勉強のノリが悪くなるのです。

何もしなかった日が生まれるのは、嫌な仕事から先に片づけなくてはいけないと思って、それに時間を取られてしまうからではないでしょうか。

何もしなかったのではなくて、それは気分の乗らないこと、あまり成果の出ないことに時間を割いたから。まず、何かできそうなことから手をつけましょう。

100点の日もあれば80点の日もあっていいのです。完璧ではなくとも、一応ここまではやってるのだから合格点と思えばいいのです。

 

※本稿は、『60歳からの「手抜き」の極意』(河出書房新社)の一部を再編集したものです。


60歳からの「手抜き」の極意』(著:和田秀樹/河出書房新社)

我慢しない、頑張らない、嫌なことはしない!

頑張りすぎた世代に届けたい最強の「手抜き」生活。

第二の人生を存分に楽しむための新提案!