できるだけうつになりたくないと思ったら……

周囲に鬱々として悩んでいる困った人がいたとしても、自分の家族や親族でない限り関係ないと考えて、なるべく距離を置きましょう。薄情だと思うかもしれませんが、巻き込まれてしまうと自分のためにも相手のためにもなりません。

健康診断の検査数値にしても、気にしすぎないようにしましょう。薬を飲むたびに気になるのなら、薬もやめてしまいましょう。そうやっていちいち考えているとますますうつになりやすくなります。

『60歳からの「手抜き」の極意』(著:和田秀樹/河出書房新社)

できるだけうつになりたくないと思ったら、まず日光に当たりましょう。外に出て風を感じながら、家の近くを歩きましょう。

そして、物事を深刻に考えず、適当にとらえて、手を抜いて生きることが何より大切です。