人生行き当たりばったりが気持ちいい

とくに、ある程度の年齢になったらすべて行き当たりばったりでいいのではないかと思うのです。むしろ、行き当たりばったりの方が、いろいろなことを新鮮に楽しめるのではないでしょうか。

たとえば旅行でも、とくに予定が詰まっているのでなければ、この日までに帰らなくてはいけないと決めず、自由な過ごし方をしてみるのはどうでしょう。

『60歳からの「手抜き」の極意』(著:和田秀樹/河出書房新社)

ふらりと旅に出て、金が尽きたら帰ればいいくらいの自由さでいると、スケジュールを守らなくてはならないというプレッシャーもなく、旅の日々を心から楽しむことができます。そんな自由な生き方が許される年齢になりつつあるのです。

お金が尽きて家に帰ってきたら、1週間くらいつましい暮らしをしてもいいでしょう。近くのスーパーなどで4〜500円くらいの弁当を買って食べて、そしてまたお金ができたら好きなことをするという気ままな生活、なんだか自由でいいと憧れませんか。