百聞は一見に如かずで…

先生 あるいは、患者さんが「徘徊」しているところを撮っていただくのも助かりますね。

患者さんがしっかりした足取りでどこまでも歩いていくのか、それとも足元をフラつかせてヨロヨロ歩くのかで、処方するお薬が変わってきます。

百聞は一見に如かずで、実際に歩いている様子を見せていただければ、医師がどうすべきかがすぐにわかることも多いんです。

なので、動画の撮影、ぜひお願いいたします。

スマホという武器を使いこなして、認知症介護をラクにしましょう!

 

※本稿は、『認知症は決断が10割』(かんき出版)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
<認知症>が疑われる家族。スムーズに病院を受診してもらうためには?「うまい説得の仕方」を認知症専門医が伝授!
認知症専門医 認知症の親を施設に預けるのをためらう家族に伝えていること。とにかく考えるべきは各家庭の「介護力」で「介護者の人数」である
認知症専門医 家族が感じる「ちょっと変」を見逃さず。認知症の一歩手前「MCI」なら薬やリハビリで症状の進行を止められることも

認知症は決断が10割』(著:長谷川嘉哉/かんき出版)

認知症患者を支える家族が、介護生活を送る上で、どんな「決断」をすれば後悔せずに済むのか?

登録者数12万人のYouTubeも大好評!ベストセラー「ボケ日和」の著者が、ズバッ!とお答えします。