エンタメは喜んでもらうために
――エンターテイメントに対する思いを教えてください
エンターテイメントとは、サービス業であるということは絶対に忘れてはいけないと思っています。 人に喜んでもらうために作っている。 「これはこういうもんだから」って役者の方で決めてしまったら軋轢が生まれる。それを決めるのは監督であって、作品作りのスタッフさんであり、チーム。面白さの基準って個々にあるわけだからもちろん葛藤はあります。でも誰かにゆだねないといけない。
先日、東日本大震災の被災地でもある宮城県名取市の閖上地区に行ってきました。 多くの方が大河を見てくれています。 「源内さん」と楽しそうに声をかけてくれました。その時にある学校の隣に慰霊碑がありました。子供たちの名前が刻まれていたので、手を合わさせていただきました。
エンターテイメントのなかの些細な一言だったり、1秒だったり、ワンフレーズだったり、言葉だったり、そのときの俳優の顔だったり、絵だったり、音楽だったり。そういったものを励みにしてくれる人たちがいっぱいいてくださる。そいうことを閖上地区に行って感じました。エンターテイメントに携わる者としては、ありがたいと思いました。
【NHK公式サイトより】
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物〈蔦重〉こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた〈痛快〉エンターテインメントドラマ!
【キャスト】
横浜流星/安田顕/小芝風花/岡山天音/寛一郎/市原隼人/片岡愛之助/高橋克実/里見浩太朗/渡辺謙
【作】
森下佳子
【放送予定】
[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分
[BSP4K]日曜 午後0時15分/ (再放送)日曜 午後6時00分