なんの変哲もない日々である
夕方、帰宅する。それから朝5時、6時まで、テレビや本や音楽やビデオ配信などで時間をつぶして徹夜をする。一番落ち着く時間なのだ。さあ、そろそろ寝るか。
わたしは埼玉に住んでいるが、東京に出ていくことはほとんどない。出ていくときは、やはり馴染みのある神田が多い。
昨年1年間で2回ほどだったか。人に会うためだった。行けばかならずキッチン南海のカツカレーか、いもやの天ぷら定食を食べる。
上京の目的の半分はこれなのだ。2、3か月に1回は、大泉学園の弟のとこへ行き、1泊する。
大体こんなところか。書くこともなかったな。基本、こういうおもしろくも悲しくもない1日が、365日つづくのだ。
識者(和田秀樹、池田清彦)たちは、歳をとったら、好きなことをして楽しく生きていくのが一番だ、というが、別段、楽しいことなどない。
好きなことといえば、好きなことをしているわけだが、そんな日々に格別の不満はない。掛け値なし、なんの変哲もない日々、である。