60歳以上の三大不安要素
60歳以上の三大不安要素といえば、健康・お金・孤独です。これらも、日々の片づけを習慣にすることである程度解消できます。
片づけて体を動かすことで、運動になります。健康維持につながることで医療費節約にもなります。一日の暮らしを整理して行動すれば、無駄な出費も防げます。
時間を決めて片づければ、集中力が増して充実感を得られるので、孤独感もまぎれます。
※本稿は、『老いが逃げていく10の習慣 自律神経さえ整えばすべてうまくいく』(講談社)の一部を再編集したものです。
何もしなければ、乱れてしまう自律神経。
自律神経の第一人者である著者が、暮らしの中で実践していることを中心に、老け込まないコツを医学的視点から語ります。
「私の人生も捨てたもんじゃないな」と必ず思える、毎日が楽しくなるヒントをお届けします。
出典=『老いが逃げていく10の習慣 自律神経さえ整えばすべてうまくいく』(著:小林弘幸/講談社)
小林弘幸
順天堂大学医学部教授
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。
1960年、埼玉県生まれ。87年、順天堂大学医学部卒業。92年、同大学大学院医学研究科修了。ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属医学研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務を経て、順天堂大学小児外科講師・助教授を歴任する。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。また、順天堂大学に日本初の便秘外来を開設した“腸のスペシャリスト"でもあり、みそをはじめとした腸内環境を整える食材の紹介や、自律神経と腸を整えるストレッチの考案など、様々な形で健康な心と体の作り方を提案している。『医者が考案した「長生きみそ汁」』、『結局、自律神経がすべて解決してくれる』(アスコム刊)などの著書のほか、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)や「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBSテレビ)などメディア出演も多数。