いっそのこと結婚した方が…
そこで、「いっそのこと結婚した方がダブルインカムで支出も抑えられて、早く資産形成できるのでは?」と考えました。
平日は長時間労働をし、土日は疲れて家で過ごす日々に飽き飽きしていたこともあり、当時付き合っていた人との結婚を決断するのに時間はかかりませんでした。
ただ、結婚にあたっては、お金の観点で大きな変数が二つあります。一つは、家の購入費。
もう一つは子どもの人数×養育費です。人生設計シートでも、家と子どもをどうするかは大きなイベントとして扱われています。
結婚して、新築の大きな家を買おうとすれば支出が増えて投資額は減り、私の早期リタイアは遠ざかります。また、子どもの人数が多いと、それだけ養育費はかさみます。
私は家には思い入れはなく、一方で、子どもは多く持ちたいという気持ちがあったので、結婚相手に、子どもは複数人育てたいこと、家は相手の実家を二世帯住宅にしてお金を節約し、その上で、早期リタイアしたいことを結婚前に提案・相談して、合意を得ておきました。
今から思い返してみると、Excelで作った人生設計をもとに結婚と二世帯住宅生活を決めるなんてあまりに合理的すぎますが、当時の私はそれぐらい「経済的な自由」を得たかったのだと思います。