「負けたら引退」がかかる夏の大会がすでに…

いやしかしです。

夢見心地の全国優勝も、その余韻はほんの、ほぉんの束の間。

もう現時点であれから2つの大会を終えて、現在はいよいよ「負けたら引退」がかかる夏の大会がすでに始まっているのだ!

野球あるあるではあるが、大会で華々しく勝った試合の、次の試合に大負けすることはよくある。「言霊」がありそうで私も口に出して言いたくはない。

「勝ったあと気持ちがユルユル緩んどるんじゃないかーー!?」

確かに、勝って喜んで諸手を挙げてバカ騒ぎをしている間に、敵に脇をコチョコチョされる隙を与えてしまうような気の緩みが、とてもとてもよく見受けられるものだ。

負けて苦い思いをしたあとには、集中した良い試合を見せてくれることが多い。まだ幼さの残る中学生の野球は、どんなチームであれその繰り返しのような気がしている。

大きくなったなあと思う背中

とゆーわけで優勝した直後、最初の練習の日。

「今日は道具チェックが厳しくなるかもしれないから気をつけよう。」
「サイン間違えたら一生ラン(ニング)かもしれない…」
「返事の声が小さかったら帰れ!って、ほんとに帰されるかもしれないから、みんな気をつけろー!」
「スパイク、磨けー!」
選手達がにわかにザワザワしはじめる。

よしよし。それそれ。
そゆことよ。

普段からユルッとのんびりした雰囲気の選手達なので、見ている親の方がイライラすることばかり。

気を引き締めて、次も一つずつ勝って行いこう!!!

母もいよいよ疲れが取れにくくてツラいのだが、気持ちを奮い起こして、この夏を彼らと併走していこうと思います。

中学野球引退へのカウントダウンは、もう始まっているのだ。

甲子園準決勝観戦後の1枚。本当にうれしそうな選手たち