認知症の人との接し方

【お助けアイデア1】認知症の人との会話のコツ

認知症の人との会話で大事なこと。それは相手の表情を見ることです。言葉だけでなく、表情からも心の動きを感じることが必要なのです。

そして、同じ目線の高さで話すようにしましょう。こちらの表情を相手に見せることで、言葉だけでは届かない細かなニュアンスを伝えることができます。

回りくどい表現はせず、短い言葉で、シンプルな会話を心がけましょう。

一方的に話を続けないで、そのつどアイコンタクトで、相手の理解度を確認することも大切です。

 

【お助けアイデア2:ジェスチャー】

また、言語能力が低下した人に説明する手段として、適度なジェスチャーを交えることもおすすめです。

腰の曲がった高齢者に、「ほかの人と同じスピードで歩いてください」という人はいないと思います。

しかし、外見だけではわからない認知症の人に対して、つい難しい話をしてしまうのは意外とよくあることです。

お年寄りと話していて、なんとなく、「話が合わないな」と思ったら、ここでご紹介したことを思い出してみてくださいね。