【お助けアイデア3:相手に寄り添う】
高齢者との会話では、1回で話を理解してもらえなかったり、何度も聞き返されるということがあります。
その場合、相手を「さっきもいいましたよ」など否定したり、「また同じこといって!」とイライラしないことが大切です。
「わたしにそのことを伝えたいんだな」とリラックスした気持ちで話を聞きましょう。また、同じ場所にいて会話が続かないと、なんだか気まずいと思ってしまう方もいるかもしれませんね。
話が苦手だったり、たまたまそんな気分ではないときは誰もがあるものです。相手の気持ちに寄り添った沈黙の時間があってもいいと思います。
※本稿は『無気力・かたくな・マイナス思考etc.【マンガで解説】認知症の人の気持ちと接し方がわかる本』(大和出版)の一部を再編集したものです。
『無気力・かたくな・マイナス思考etc.【マンガで解説】認知症の人の気持ちと接し方がわかる本』(著:夢はるか、監修:小坂直樹/大和出版)
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