たくさんの世代に
――作品を通じて届けたいメッセージを教えてください
この作品に関わることによって、自分が生きていることがどれだけ重いことなのかを感じています。30年生きてきた中でも、どれだけの人が自分に関わってくれているか、この社会に生きていることがどれだけの人に影響するのかを意識できました。
1人1人の人間がこの社会を作っている。桂子さんとお会いしたことで、人間の秘めている大きな可能性を感じることができました。
繰り返してはいけない歴史が、過去にはありましたが、私達は今この瞬間はみんなで笑顔でご飯を食べたり、皆さんとお話したりすることができます。そういった時間が、なぜ実現できているのかを考えると、今生きていることに希望を持てます。
自分ではどうしようもない大きな悩みを抱えていらっしゃる方も、今の時代にもたくさんいると思います。この作品を観ていただくことで、私達が生きている時代にどれだけの希望があるのかを少しでも感じていただければ、みんなで希望を守っていくきっかけになります。たくさんの世代の方に観ていただきたいです。
舞台『WAR BRIDE -アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン-』
【公演概要】
原案:「War Bride 91歳の戦争花嫁」(TBSテレビ)
脚本:古川健(劇団チョコレートケーキ)
演出:日澤雄介(劇団チョコレートケーキ)
出演:奈緒 ウエンツ瑛士 高野洸 占部房子 山口馬木也 ほか
スケジュール:2025年8月5日(火)~27日(水)よみうり大手町ホール
※兵庫・福岡公演あり
チケット:11000円(全席指定・税込み)
一般発売は5月30日(金)午前10時~
詳細は公式HPをご確認ください。