『婦人公論』7月号の表紙に登場した松坂慶子さん

動く楽しさを思い出して

6月からは、ドラマ『ひとりでしにたい』に出演しています。私は綾瀬はるかちゃん演じる主人公の母親役で、なんとヒップホップダンスが趣味という設定(笑)。2ヵ月間、必死で練習しました。クラシックバレエや社交ダンスの経験はあるけれど、ヒップホップはリズムが難しくて。

当初は若い人と同じように踊らなければと思っていましたが、海外の高齢女性が楽しそうに踊っている映像を娘が見つけて教えてくれて、「年齢なりの踊り方でいいんだ」と気づきました。

世のお母さんはフライパンを振ったりして上半身が強そうだから、腕の力を生かした踊りにしようかしら、と考えたりね。(笑)

最近はおばあちゃんの役が多かったこともあり、体を動かすのをさぼりがちでした。でも、ドラマのおかげで動く楽しさを思い出すことができて、本当によかった。これからはどんどん動きます!

 

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