87歳・田村セツコが愛猫「にゃん太」との日々を語る。「野性の子と暮らすのはサバイバル。絵をめちゃくちゃにされることなんてしょっちゅうで…」

野性の子と暮らすのは……

まあ足跡をつけたりとか、そういうことはないからね。

紙のガサガサしたのが好きみたいで、はじっこをはくはく噛んだりするの。

たくさんのペンや筆が置いてある仕事机の上で、上手にスペースを見つけるにゃん太（写真：『おばあさんと猫─ 87歳で、猫と楽しく暮らす47の方法』より）

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そういうのにも、もう慣れちゃって、乾かすときは「じゃあ、このへんに置きましょう」とか。

だから、サバイバルなのよ。野性の子と暮らすのは。全部人間の都合に合わせちゃうんじゃなくて、ある程度は妥協してね。