新しいことにチャレンジして脳を刺激
口腔ケアにも努めて
また、難聴や視力の低下、社会的孤立も、脳への刺激が減ることで老化を早めます。
「一日中、ぼんやりテレビを見たり、何時間も昼寝をするような生活では、脳も筋力も衰えていく一方です。音楽や絵画、ダンスなど趣味のサークルに入る、演劇やスポーツを観に行く、講演会や勉強会に参加するなど、外へ出て人と話したり、新しいことにチャレンジしたりしましょう。SNSを利用しているなら、見るだけでなく、自分から発信するなど能動的に動いてみて」
高齢者の半数以上が罹患しているとされる歯周病も、放置は厳禁。
「歯周病菌が血管を通じて脳に回ることでアルツハイマー型の発症リスクを高めることがわかっています。歯みがきの際は歯間ブラシやフロスも使い、定期健診で口腔内の健康維持に努めましょう」
その他の具体的な対策は、次回から紹介します。