自分の人生を生きる

とはいえ「自分が搾取されていないか」という視点はとても重要です。

自分が搾取をされてしまっていることを認識するのはとても苦痛であるし、受け入れがたい。

けれども、その損をきちんと認めることで初めて、今後損をしないための対策が打てるようになるのです。

親に、上司に、人生を搾取されたままでいることは、「自分の人生を生きていない」ということでもあります。

自分の人生は、自分のもの。

「自分の領域」を守るために、自分で責任をもち、自分の意思で線を引けたとき、人生も人間関係も、もっとラクになるのだと思います。

まとめ
自分の人生は自分のもの

※本稿は、『人間関係に「線を引く」レッスン 人生がラクになる「バウンダリー」の考え方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。

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