まずは心身の回復を第一に
だから、今「全部投げ出したい」という人には、「線を引くレッスンをする前に、いったん休んで」とお伝えしたいです。
休むと自分の心も落ち着いてきて、自分と向き合ってやれる範囲を整理することができると思います。
そうしてはじめて、自分らしく線を引けるんですよね。
これが、バウンダリーを大事にすることだと思います。
突然ラインをブロックしたくなったら、会社を辞めたくなったら、人間関係をすべて壊してしまいたくなったら、まずは、自分の心身の回復を第一に。
今すぐ断ち切ったり、やめたくなるのも無理はないですが、「いきなり」ではうまくいかないことが多いもの。
回復して少し冷静になったときに、ゆっくり「自分に向き合う」時間をとりましょう。そして、「線を引く」を考えてみましょう。
「今すぐ断ち切りたい」と思ったら、まずは心身の回復を第一に
※本稿は、『人間関係に「線を引く」レッスン 人生がラクになる「バウンダリー」の考え方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
『人間関係に「線を引く」レッスン 人生がラクになる「バウンダリー」の考え方』(著:藤野智哉/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
SNSで大人気の精神科医が「バウンダリー=自分と他者の間にある境界線」を適切に引いて、人生を最適化するヒントを紹介。
人間関係に「線を引く」レッスンをして、人生がラクになるコツをつかんできませんか?