推奨量と目標量の違い

厚生労働省は「日本人の食事摂取基準2020 年版」の中で以下のように定義付けています。

推奨量:母集団に属するほとんどの者(97~98%)が充足している量

目標量:生活習慣病の発症予防を目的として(中略)現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量

推奨量を満たしているのは当たり前で、本来は目標量を目指して摂取するのが好ましいのです。

※本稿は、『胃と腸のプロが図解で徹底解説 腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』(扶桑社)の一部を再編集したものです。

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