推奨量と目標量の違い
厚生労働省は「日本人の食事摂取基準2020 年版」の中で以下のように定義付けています。
推奨量:母集団に属するほとんどの者(97~98%)が充足している量
目標量:生活習慣病の発症予防を目的として(中略)現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量
推奨量を満たしているのは当たり前で、本来は目標量を目指して摂取するのが好ましいのです。
※本稿は、『胃と腸のプロが図解で徹底解説 腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
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出典=『胃と腸のプロが図解で徹底解説 腸漏れ解決とたんぱく質で最新腸活!』(著:平島徹朗、秋山祖久/扶桑社)
平島徹朗
日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本抗加齢学会専門医
1973年神奈川県生まれ、大分県育ち。国立佐賀大学医学部卒業後、大分大学医学部附属病院消化器内科、国立がん研究センター中央病院内視鏡部などの勤務を経て、「たまプラーザ南口胃腸内科クリニック」「福岡天神内視鏡クリニック」を開設し、院長、理事長を務める。「薬の服用は最小限に、食事と生活習慣の改善が最優先」をモットーに横浜と福岡で診療を行っている。趣味はトライアスロン、筋トレ、ランニング、YouTube撮影。豆柴犬をこよなく愛す。
秋山祖久
医学博士、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本肝臓学会専門医
1975年佐賀県生まれ。中学生のころ、急性虫垂炎で入院したときの主治医のやさしさに感動し、医師を志す。長崎大学医学部卒業後、長崎大学消化器内科に入局。多くの総合病院勤務を経て、「福岡天神内視鏡クリニック」院長に就任。年間4000例以上の内視鏡検査を行っている。ビタミンDを愛し、ビタミンDの大切さを熱心に語ることから「ビタミンD先生」と呼ばれている。趣味はトライアスロン、読書、スポーツ鑑賞。早歩き通勤が日課。