クローゼットのスペースから服の適正量を考えてみましょう

服は何枚持つのが適正量なのでしょうか? その答えのひとつとして、「クローゼットのポールの長さ」を基準にする方法があります。

クローゼットに掛けられる衣類の最大数は、ポールの長さをハンガーの幅で割ることで簡単にわかります。たとえば、ポールの長さが90cmでハンガーの幅が3cmだとすると、30本のハンガーが掛けられます。

 

『イラストでよくわかる60歳からの疲れない片づけと家事』より

 

 

ハンガーを30本だけ用意し、掛けられる量だけに服の量をセーブすることで、クローゼットの中がすっきりと片づきます。

また、クローゼットがいっぱいな方は部屋着が多い傾向があります。古くなった衣類をすべて部屋着に回してしまうと、部屋着がクローゼットを圧迫。

「部屋着は2着まで」と決めることが、クローゼットに余白を生み出します。

※本稿は『イラストでよくわかる60歳からの疲れない片づけと家事』(青春出版社)の一部を再編集したものです。

 

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イラストでよくわかる60歳からの疲れない片づけと家事』(著:本間朝子/青春出版社)

「きちんと暮らしたいけれど、体力的に日々の家事がつらくなってきた」「老後に向けて、いままで同様に家事ができるか不安」「夫婦2人になったので、もう少し手を抜いてもいいのではないか」

そんなシニアのために、知的家事プロデューサーである著者が「掃除」「洗濯」「料理」というカテゴリーで、家事の負担が減るアイデアやテクニックを教える、【疲れなくて、ちゃんと暮らせる家事】の提案。