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「自律神経」研究の第一人者である順天堂大学の小林弘幸先生。自律神経にとってより良い環境を築くうえで、先生がベストと指摘するスポーツがズバリ「ゴルフ」です。先生いわく、健康はもちろん、美容においてもゴルフが良い影響を与えるそうですがーー。都内でエクササイズスタジオを運営しながら、多様な健康プログラムを開発する平井孝幸さんが探ります。
真夏のプレーは体にこたえる…
平井:小林先生、今年も猛暑が続いていますね…。
ゴルフを楽しまれている方の中には、「真夏のプレーは体にこたえる」と感じる方も多いと思います。特に50代以上の方にとっては、体調管理が欠かせない時期ではないでしょうか。
小林:そうですね。実は熱中症のリスクは、体力の有無だけでなく、「自律神経の働き」に大きく関係しています。自律神経が乱れると、体温調整や発汗がうまくいかなくなり、体内に熱がこもってしまうんです。
平井:確かに。先生がいつもおっしゃっている「自律神経をととのえる習慣」は、夏場の健康管理にも直結していますね。
そこで今回は夏場にゴルフなどのスポーツを楽しむうえの健康管理法について、先生に開設をいただこうと思います。