小さな行動でもきっと誰かの役に立っている
そして最近、私はよくこう問いかけるようになりました。
「私はいろいろな人の“お陰”に支えられて生きているけれど、私は誰かの“陰”になれているだろうか」と。
あまりなれていないような気がするのですが、今の自分にできることを考えると、まずは目の前にある仕事を丁寧にやること、そして自分の役割をちゃんと果たすことでしょうか。
あとは、ちょっとした買い物でも経済を回すことになるし、何か小さな行動でも「きっと誰かの役に立っている」と思うようにしています。
感謝の気持ちは心を満たす力。
「ありがたいな」と思えることがひとつでもあれば、それで心は十分満たされるのです。
つながる力は、声に出してこそ育つ
※本稿は、『70歳、ひなげしはなぜ枯れない - 心も体もしなやかでいるための45のヒント』(ワニブックス)の一部を再編集したものです。
『70歳、ひなげしはなぜ枯れない - 心も体もしなやかでいるための45のヒント』(著:アグネス・チャン/ワニブックス)
「ひなげしの花」でデビューして53年。
気持ちの持ち方・食事・運動・睡眠・人とのつながりなど、健康と若々しさを保つために、アグネス・チャンが実践してきた「45の方法」を紹介。
70歳を迎えた今だからこそ伝えたい、心と体をしなやかに保つ知恵が詰まった一冊です。