(写真提供:T&A)
1972年に「ひなげしの花」で日本デビューした歌手のアグネス・チャンさんは、「食事、運動、心の持ち方――ほんの少しの習慣が、積み重なって今の私をつくってきました」と語ります。そこで今回は、アグネスさんの著書『70歳、ひなげしはなぜ枯れない - 心も体もしなやかでいるための45のヒント』から一部を抜粋し、人生後半をしなやかに生きるヒントをご紹介します。

見た目の印象はちょっとした意識で変わる

私は講演会のお仕事のときは、必ずスーツを着るようにしています。

30代の頃から講演をしたり、大学で教える機会が増えましたが、その頃、若く見られることで話す内容の説得力が薄れてしまうのではないかと感じるようになりました。

だからこそ、「きちんと見せる」ために、なるべく体にフィットしたスーツを選ぶようになったのです。

スーツを着るときは下に必ずボディースーツを着ています。ぴったりしたシルエットの服を着るときは、これがあると全然違うんです。