その存在をちゃんと捉え直す

とくに、毎日忙しく動いていると、目の前にいる人ですら、知らず知らずのうちに「透明にしてしまっている」ことがあります。

例えば、デパートや駅のトイレ掃除をしてくれている人、バスの運転手さん、マンションの管理人さん……。私たちの暮らしを支えてくれている存在なのに、声をかける人は本当に少ない。

『70歳、ひなげしはなぜ枯れない - 心も体もしなやかでいるための45のヒント』(著:アグネス・チャン/ワニブックス)

あまりに自然にそこにいるので、まるで背景の一部のように見過ごしてしまうこともあります。

でも、「おかげさまで」の気持ちを心に持っていれば、その存在をちゃんと捉え直すことができるはずです。