自分軸? 他人軸?
川村:せっかく、またTomy先生にお会いできたので、今日は伺いたいことがいくつかあるんです。
Tomy:どうぞ、なんでも聞いて下さい。
川村:私の中には「誰かに必要とされたい」という思いが常にあるんです。たとえば、大学時代に「エミコちゃん、このお店知ってる?」って友達に聞かれたら、「うん、知ってるよ」って即答して、友達に必要とされたいみたいな。だから、検索とかめっちゃ早くて、大学時代には「Yahoo!」って呼ばれていたくらい。(笑)
Tomy:ハハハハ!
川村:当時、一般的に使われている検索サイトがYahoo!だったので。「川村に聞いたら、なんでも教えてくれるよ」って。それで自分の存在意義を確かめるじゃないですけど、自分がいる意味や居場所を作るクセがあるんです。これって、どういう心理なのでしょう?
Tomy:最近、自分軸という言葉がよく使われていますけど、僕がいつも言っている「自分がやりたいことをメインにしましょう」というのも自分軸の考え方です。つまり、自分で納得したことや自分の考えに沿ったことをやっていく。で、他人軸というのは「他人に嫌われたくない」とか「世間体が悪いことはしたくない」という考え方。川村さんがおっしゃる「誰かに必要とされていたい」というのも他人軸に近いんじゃないかと思いますが……。

川村:私の場合、自分軸と他人軸がミックスされているのかもしれません。私自身も何か新しいことを学ぶのが好きなので、自分の知らないことを検索するのはぜんぜんイヤじゃないんです。でも、そこに相手が出てきたときに、急に「必要とされたい」という思いが湧いてくる。「期待に応えたい」というサービス精神なのかもしれませんが。
Tomy:そうすると、自分がやりたくて他人の役に立ちたいと思っているのだから、自分軸の発想ですね。それで他人にも親切になれるんだから、心配しなくて大丈夫。とてもいい感じでバランスがとれていると思いますよ。