大学病院の医者

ときどき、絶対に大学病院の医者に診てもらいたいと言う人がいますが、はっきり申し上げて大学病院は「治療する場所」としてふさわしくありません。

大学病院は専門分化が激しいため、患者さんを総合的に診ていく「高年者医療のスペシャリスト」がいないからです。

『80歳で体はこう変わるからやっておきたいこと』(著:和田秀樹/興陽館)

自分の専門以外のことは、まったくわからない。それが、大学病院の医者です。

おまけに、どの医師に診てもらうかを決めずに大学病院に行けば、あまり腕のよくない医者や経験の浅い医者にまわされてしまったりします。