年を重ねていくと、心身にさまざまな変化が生じます。老後を元気に過ごしていくためには、どうしたらよいのでしょうか?今回は、長年高齢者医療に携わる精神科医・和田秀樹先生が、変わっていく自分の体に対する考え方や対処法をまとめた『80歳で体はこう変わるからやっておきたいこと』から、一部を抜粋してお届けします。
「近くて」「通いやすい」かかりつけ医を持とう
なんにでも相性というものがあります。「嫌だな」「合わないな」と思う医者に、我慢してかかる必要はありません。人生、我慢は禁物です。
これからは、相性のいいかかりつけ医を見つけてください。
加齢とともに心身の不調は次々に出てきます。不調を感じたときに迷わず「相談」できる医者がいるということは、大変心強いものです。
通常、かかりつけ医は、自宅に近い内科医院、いわゆる町医者がなります。何かあったときに駆け込みやすい近所の病院ということが、最大のメリットです。