いい医者と出会えると
かかりつけ医とは長い付き合いになります。いい医者と出会えると、その後の人生の安心感がまるで違ってきます。
「話を聞いてくれて、説明もわかりやすい」「愛想がいい」「一方的ではなく、治療方針を一緒に考えてくれる」、そんな医者を根気強く探してください。
頼りになるかかりつけ医と出会えると祈っています。
※本稿は、『80歳で体はこう変わるからやっておきたいこと』(興陽館)の一部を再編集したものです。
年をとって変わることなんて当たり前。
それでも、大丈夫、心配いりません。
この本では、変わっていく自分の体に対して、どう考えて対処すればよいのかを書きました。
出典=『80歳で体はこう変わるからやっておきたいこと』(著:和田秀樹/興陽館)
和田秀樹
精神科医
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。幸齢党党首。高齢者専門の精神科医として、35年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。主な著書に『年代別 医学的に正しい生き方』(講談社)、『六十代と七十代 心と体の整え方』(バジリコ)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『80歳の壁』『70歳の正解』『コレステロールは下げるな』『「せん妄」を知らない医者たち』(いずれも幻冬舎新書)、『心が老いない生き方 - 年齢呪縛をふりほどけ! -』(ワニブックスPLUS新書)など著書多数。