(写真提供:Photo AC)
「朝起きたばかりなのに疲れている」「会社や学校に行くのが憂鬱」といった体調不良に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。自律神経の名医・順天堂大学医学部の小林弘幸教授いわく、「自律神経を整えれば、自然に体調はよくなっていく」そうで――。そこで、小林教授の著書『毎日の体調がよくなる本 - ちょっとしたことだけど効果的な方法50』から一部引用・再編集し、〈おうちでできる、自律神経を整える健康法〉を当連載にてお届けします。今回のテーマは「自分にとって心地よい仕事とオフのバランス」です。

完全なオフは不要

自律神経のバランスという観点から言うと、週休2日は絶対に必要というわけではありません。

私もそうですが、完全なオフ日を作ってしまうとかえって生活のペースが乱れ、自律神経も乱れやすくなって、オフ明けの仕事モードにもうまく入れなくなります。自分にとって快適な休息パターンで過ごすことが肝要です。

私の場合は、休日でも病院や研究室を訪れ、患者さんの様子を見たり書類をチェックしたりなど、1時間ほど仕事をするようにしています。そのほうが心身ともに調子がいいのです。

しっかり休むために、自分にとって一番心地よい休息パターンを見つけましょう。