特別なリラックス法より日常の生活をラクに

僕が、世間でいいと言われている瞑想とか坐禅とかのリラックス法をあまりおすすめしないのは、それをやったあとに、変わらない現実が待っているからです。

そもそもリラックス法が本当に効果があるかわからないでなんとか始めたとしても、終わるとまたいつもの現実に戻っていく。

そうして変わらない次の日が来てしまうわけですから、リラックスの効果が持続するのはかなり難しいでしょう。

それよりも、現実の生活のほうをプチ放棄してラクにしたほうがいいはずです。

瞑想はうまくできなくても、プチ放棄なら誰でもすぐに始められます。

『精神科医が教える 休みベタさんの休み方』(著:尾林誉史/すばる舎)