日没~0:00までの鼓門のライトアップ。19時きっかり、20時きっかりなどの「正時」に2分間だけ加賀五彩をイメージした色に彩られるそうで、偶然見れました。

みんなで金箔貼り体験に挑戦

旅のプランを立てる中で、どうしてもやりたかったことがありました。
やりたかったこと、その一。
ものづくり体験。

金沢は、加賀友禅、九谷焼、水引、漆器など工芸が盛んな街です。
体験ができる場所も多くあります。
金沢の伝統文化に触れてみたい。
体験好きとしましては、みんなで何か記念になるものを作りたいと考えました。
ちょうど、ステンレスボトルが欲しいと思っていた時に、金箔貼り体験にステンレスボトルを見つけ、即決。
みんなで金箔貼り体験に挑戦しました。

お店の方から、まず金箔についての説明を受けます。
金沢は全国の金箔生産量の99%のシェアを誇るそうです。
ほぼ独占状態です。

ではなぜ金沢が金箔生産量1位なのか?
それは、「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるほど湿度が高い気候が、金箔づくりには最適なんだそうです。
そして時代背景。
加賀藩の時代、江戸や京都以外で箔を作ることは禁止されていましたが、藩の工芸振興のために密かに金箔の生産を行っていたといわれています。
そんな背景があって、金沢では金箔づくりが盛んになったようです。

ここに来なければ、金箔について深掘りすることも知ることもなかったでしょう。
金箔についていろいろと興味深い説明を聞いたあと、2班に分かれて体験はスタートしました。

4種類の中から好きな柄を選んで金箔を貼っていきます。
悩みながら柄を選ぶのも楽しい時間です。
金箔を貼るだけではなく、自分のセンスで色を加えていきます。
同じ柄でもそれぞれの個性が表れるものです。

ステンレスボトルの台紙のデザイン部分に金箔を貼り、余分な金箔を刷毛ではらっています。Koshinoと入れたかったのに最後が入らず「の」だけ平仮名に。

そこに私がサインを入れさせていただき、旅の思い出のステンレスボトルの出来上がりです。
自分が作ったオリジナルのステンレスボトルと、その後食べた金箔ソフトに全員テンションが上がり、想像以上に楽しい体験でした。
金沢に行かれたなら、ぜひおすすめしたい体験です。