ひがし茶屋街を着物で歩く
やりたかったこと、その二。
着物で街を歩く。
金沢の観光地の写真でひときわ目を引いたのが、風情を色濃く残す「ひがし茶屋街」でした。
ここを着物で歩いてみたい。
そう思い、着物散策を希望される方にはオプションで着物プランを作りました。
何人着られるだろう?と思っていたら、なんと参加者の半分以上が着物を選択。
兼六園のすぐ下にあるそのお店は、まるでミュージアムのように壁一面に1300枚の着物が並んでいました。
その中から自分の着たい着物を選ぶところから始まります。
着物、帯、小物を決め、ヘアセットもしてもらって、全員あっという間に変身完了。
着物を着ると、いつもの日常がほんの少し非日常になったような気がします。
知らない土地での非日常体験。

風情あるひがし茶屋街。
ちなみに私は、久しぶりの着流し姿。
着付けも、男帯の結び方も、手が覚えていました。
宝塚を退団して12年、悲しいかな妙に似合ってしまう着流しの着物。
ひがし茶屋街に着く頃には雨は上がっていました。
晴れ女復活。
異様に華やかな集団は、観光客や外国の方々から写真を撮られながら、石畳が続く古い街並みをゆっくりと歩きました。

ひがし茶屋街は着物が似合う場所でした。