自分に都合のよい価値観に書き換える
すぐに答えられるようであればその部分を掘り下げていき、なにも答えられなかった場合は、答えやすいような質問に変えていきます。
たとえば「なにかを一生懸命に打ち込んでいる人は好き?」や「勝手気ままで自由に生きている人に憧れる?」「今まで、めちゃくちゃカッコいいと思った人はいる?」などです。
もし、このような質問をしても「いいと思う大人はいない」と答えたのなら、母親がカッコいい生き方をしていると思う人のセミナーや食事会に誘ってみたり、映画や本を共有して物語や登場人物についての意見交換をしてみてはいかがでしょうか。
そこには、今の娘自身がなにを大切に感じて、なににとらわれ、なにが足りないのかがわかるヒントが潜んでいるからです。
モチベーションとは結局のところ、その日の体調や気分によってコロコロ変わるものであり、自分1人ではどうすることもできないものです。なぜならば、そもそも動物は変化を好まない性質なので、基本的には怠け者だからです。
一般的に「長く生きられることは、幸せ」「偏差値が高いのはよいこと」ですが、松谷家では「長生き≠幸せ」「偏差値が高い≠よいこと」です。つまり、自分に都合のよい価値観に書き換えることでモチベーションも上がります。
