出し切るからこそ、その次につながる
娘が自分のよいところにも気がつき、自分の興味があることにチャレンジしたあとの次の質問は、「**ちゃんは、最終的にどこまでやりたいの?」「今回、**ちゃんは精一杯出し切ってみた?」などです。
自分の精一杯を出し切って今を生きることができない人は、決して成長できません。出し切るからこそ、その次につながり、人生において大きな個々の差が出ます。
人は「やらない言い訳」をいくつも見つけ出し、自分ができないことを正当化します。やる理由を掘り下げず、できない理由を探し出して行動しません。しかも現実は、このような人がなんと92%であり、有言実行できる人は、たったの8%だそうです。
なにごとであってもできないということはない。できないという事は、やらないだけである。
これは幕末の思想家、教育者であり、明治維新を成し遂げた多くの人材を輩出した私塾「松下村塾」をつくった吉田松陰の言葉として知られるものです。
モチベーションアップとは外に求めるものでなく、内から湧き上がるものなのです。
※本稿は、『母と娘の関係を変える魔法の言葉術』(WAVE出版)の一部を再編集したものです。
『母と娘の関係を変える魔法の言葉術』(著:松谷英子/WAVE出版)
「こんなはずじゃなかった」「もっとこうすればよかった」を手放してブレない母親になる!
実の娘との関係に悩んだ自身の経験から、同じような悩みを持つ母親世代に向け、母娘関係を良好に保つための秘訣をお伝えします。




