アクティブリスニングを取り入れる

ここで、子どもとの信頼関係の基盤となる「アクティブリスニング」の説明をします。このコミュニケーション能力は、黄金の傾聴スキルです。10代から早めに学んでおけば鬼に金棒です。

[アクティブリスニングとは]

『母と娘の関係を変える魔法の言葉術』(著:松谷英子/WAVE出版)

1 うなずき…相手の目を見て、首を縦に振る。相手を受け入れている態度。

2 相づち…(1)うながす「そうなんですね」「うん、うん」、(2)納得する「たしかに」「なるほど」、(3)驚く「へぇ〜」「おぉ〜」「すごいよ」。

3 共感…相手の立場になり、その感情に対して適切な言葉をかけること。「辛かったね」「悲しいよね」「愛していたのですね」「頑張ったんだね」など。

4 オウム返し…相手の言葉をそのまま返すこと。自分の言葉を客観的に聞くことで気づきにつながる。

5 要約…内容をまとめて聞くことで、自分の不一致がわかる。