食材「肉・魚・野菜」×調理法「焼・煮・炒・蒸」

(3)と(4)は準主役や脇役の具体的な選び方です。

食材って極端にいえば肉と魚と野菜、ですよね。

(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

調理方法も焼く、煮る、炒める、蒸す、の4種類です。

これを素材や味が被らないように組み合わせればいいだけです。

例えば中華でチンジャオロースを主役にしたかったとしましょう。これは炒めもので豚肉ですから、じゃあ他の料理は牛、鶏、魚介のどれかと野菜にしようとなります。調理法は炒める以外で。それで蒸したよだれ鶏がいいなと思ったら、これはちょっと辛いから野菜は酸味のあるものにするとか。

この基本さえ押さえてしまえば、中華のような膨大な数のメニューがあるお店でも迷わずに選ぶことができます。ちなみに中華では、無理にメインを頼まなくても前菜だけといったオーダーも大丈夫です。

イタリアンでなら、ソースにも注目です。オイル系、トマト系、ミート系、クリーム系など系統がわかりやすいので、選ぶ目安にしましょう。前菜がトマトベースのカポナータだったら、パスタはオイル系のペペロンチーノにするとか。ソースはこれがいいけれど、麺はショートではなくロングパスタに替えたいなと感じたら、お店に相談してみてください。だいたい対応してくれます。