若い頃にできていたことができなくなる…
年を取ると、誰でも「あれっ?」と思うことが多くなります。
若い頃にできていたことができなくなる、できるけれども時間がかかるようになる、同じようにできなくなる。それが老化というものです。
物覚えが悪くなる、集中力が低下する、動作が遅くなる、道でつまずきやすくなる、疲れやすくなる。さまざまな症状が現れます。
しかし、なぜ人は「老化」するのでしょうか?
私たちの体は、代謝(エネルギーを使ったり、つくったり)や細胞分裂をくり返しながら生命を維持しています。ある一定の期間が経過すると、細胞の分裂が限界を迎え、新しい細胞を生み出せなくなることが老化の原因ともいわれています。
また、活性酸素により細胞やDNAが傷つけられるという説もあります。
老化という現象には、複数の要因が絡み合っており、簡単に「これが原因だ」と断定はできません。ただし、脳と長年向き合ってきた私の立場からお話しすれば、老化という現象の中心にあるのは間違いなく「脳の衰え」です。
 
    




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