「文化資源」を充実させよう
まずは、「文化資本」のように、貯めなくてもかまいません。日々の、そして、少しずつの積み重ねや反復が、いつのまにか、あなたにとっての「文化資源」になります。「資源」は、いつでも自由に使える点に秀でています。
さらにシェアできるのも特色です。誰かの「資源」は、あなたにも役立ちますし、逆もまた然りでしょう。
肩肘を張らず、また、見栄も張らずに、あなたのいつもの時間の使い道のなかで、好きなものを見つけられるのなら、趣味をきわめられるのがいいという風潮に流されることはありません。それ以上の頑張りは無用です。
※本稿は、『社会人1年目の社会学』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。
『社会人1年目の社会学』(著:鈴木洋仁/クロスメディア・パブリッシング)
本書は、社会人として働き始めたばかりのあなたが感じる、素朴で切実な「なぜ?」に、社会学の視点から答える1冊です。
著者は、関西テレビ、ドワンゴ、国際交流基金での12年間の企業勤務経験を持ち、東大で博士号を取得した、異色のキャリアをもつ現役の大学准教授。
現場でのリアルな葛藤と、学問としての社会学の知見を架橋しながら、職場でのモヤモヤを解きほぐしていきます。






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