手放すべきは思い込みなのかも

あらためて片づけは、ただの家事ではなく、夫婦のコミュニケーションの時間でもあります。片づけがうまく進むと、家の中の空気がふんわり温かくなるのを感じます。

今年もあと少し。年末に向けて慌ただしくなる前に「何を手放し、何を大切にしたいか」をちょっとだけ見つめてみませんか?

もしかすると手放すべきはモノだけでなく「こうあるべき」「もっと頑張らなきゃ」という思い込みかもしれません。

そしてその思い込みを少しゆるめられれば、心の中にスペースができ、新しい風が吹きこみます。

50代からの片づけは“減らすこと”が目標なのではなく、自分らしく、軽やかに生きる事を目標にしてもいいですね。

小さく片づけて心を整える。

(写真:著者)

その積み重ねが、笑顔あふれる冬の日々へとつながっていきます。

この11月も無理せず、焦らず、自分のペースで。

どうか皆さんの暮らしが少しでも心地よく、そして、大切な人との時間がさらに温かいものでありますように。

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