妹は家康と豊臣家の縁をつなぐ存在だった

妹の「朝日(または旭)」は、徳川家康に嫁いだことで、江戸幕府の史料に「朝日姫」としてその名前が残っています。天文12年(1543)生まれですから、秀長の3歳年下となります。

母、姉はともに当時としては長寿ですが、朝日は48歳で亡くなっています。

家康と豊臣家の縁をつなぐ存在だっただけに、彼女がもっと長生きしていれば、もしかしたら歴史は大きく変わったのではないかと考えずにはいられない人物です。

<『マンガと図解と地図でわかる!豊臣秀長 徹底解説』より>

※本稿は、『マンガと図解と地図でわかる!豊臣秀長 徹底解説』(主婦の友社)の一部を再編集したものです。

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