堤さんの演出が楽しみ
時代劇は、言葉遣いだけでなく、歩き方ひとつとっても現代劇とは違います。『忠臣蔵』の台本を読んでいても、セリフが時代劇調なのでどう言っていいかわからない時があったので、大河ドラマの出演も多く、時代劇のプロの父にいろいろ教わりました。
安兵衛はリーダー格なので、みんなに檄を飛ばします。父に腹から声を出すやり方を聞いて、自分なりに試行錯誤し、研究して日々挑んでいます。
大石内蔵助役の上川隆也さんとは、『忠臣蔵』の制作発表会見で初めてお会いしました。ご挨拶をさせていただいたのですが、僕が主演を務めたドラマ『ウイングマン』(2024年)を観てくださっていた。「すごくよかったよ」と言っていただけてうれしかったです。
『忠臣蔵』の演出を担当される堤幸彦さんとは、2023年の舞台『西遊記』でご一緒しました。『西遊記』はコメディー要素が強めで、演者がアドリブできるような自由な舞台。
でも、『忠臣蔵』の記者会見で、堤さんが「どストレートの時代劇を作る」とおっしゃっていたので、驚きました。コメディー色が強い堤さんの作品を経験したからこそ、令和版本格時代劇の『忠臣蔵』の雰囲気や演出がどうなるか楽しみです。
【公演概要】 忠臣蔵
【演出】堤幸彦
【脚本】鈴木哲也
【出演】上川隆也、藤原紀香、立石俊樹、藤岡真威人、崎山つばさ、岐洲 匠、石川凌雅、近藤頌利、藤林泰也、唐木俊輔、財木琢磨、松田賢二、徳重 聡、珠城りょう、高橋克典
【企画制作】日本テレビ
<公演予定>
東京:2025年12月12日(金)~ 28日(日)明治座
名古屋:2026年1月3日(土)~ 6日(火)御園座
高知:2026年1月10日(土)高知県立県民文化ホール
富山:2026年1月17日(土)富山県民会館
大阪:2026年1月24日(土)~27日(火)梅田芸術劇場メインホール
新潟(長岡):2026年1月31日(土)長岡市立劇場
