足裏のマッサージを受けたときに痛かった経験はありませんか? それはリンパの滞りが原因かもしれません。実は足裏だけでなく、手でもリンパの流れを改善できるのです。手のひらや手の甲を押すことで、気軽に不調の改善が期待できます(構成:島田ゆかり イラスト:ながのまみ)
1日3回の習慣で老廃物を溜めない体に
ここからは「手のひらセラピー」の方法をご説明しましょう。反射区を押すと、血液のめぐりが一気に良くなりふらつくことがあるため、最初のうちは座って行ってください。
まず、色や硬さの気になる反射区に反対側の手の親指を置く。そして「イタ気持ちいい」くらいの力を目安に7秒ギューッと押して、パッと離す。その際、反射区のほうから押し返すようにすると、ラクに刺激を加えられます。
反射区をギュウギュウと「揉む」のではなく、グッと圧を加えるのがコツ。ひとつの反射区を1日3回以上押すことを習慣にすれば、不調がやわらいでいくでしょう。
正しい反射区の場所を押そうと、神経質にならなくても大丈夫。大体この辺かな、という場所を押せば問題ありません。手のひらセラピーは、どこでも簡単にできるセルフケア。ぜひ気軽に実践してみてください。