〈鍵山優真選手〉佐藤とともに、全日本選手権に出場。ショートプログラムは7位につける。フリーでは完成度の高い演技で国際スケート連盟非公認記録ながらジュニア世界最高得点を上回る総合257.99点を獲得し、3位で表彰台に上がった(撮影・文:田中宣明)

僕は、彼らとはまだほとんど面識はない。カメラマンは試合を撮影するためにリンクを訪れるので、彼らが世界の舞台で活躍するようになって初めて出会うことができるのだ。そういう選手が誕生するのは、僕にとっても非常に喜ばしいことである。

彼らは3月、日本代表として世界ジュニア選手権に出場する。同学年の2人はよきライバルとして競い合い、トップスケーターへの道を駆け上がっていくだろう。
〔編集部注:2020年3月の世界ジュニア選手権では鍵山選手が2位、佐藤選手が6位となった〕

将来有望な彼らの活躍をリンクサイドから見守り、写真という形で記録していきたい。(撮影・文=田中宣明)