フィギュアスケート男子の魅力を伝える、『婦人公論』の人気連載「氷上に舞う」。2019-20シーズン開始から、注目スケーターたちの素顔を、カメラマン・田中宣明さんの写真と文とともに紹介してきました。現在発売中の『婦人公論』5月12日号で最終回(最終回は羽生結弦選手)を迎えた本連載を、特別にウェブで公開! GWの間、毎日配信します。7日目は「佐藤駿選手」と「鍵山優真選手」です。(撮影・文=田中宣明)
※本記事は、『婦人公論』2020年2月10日号に掲載されたものです
※本記事は、『婦人公論』2020年2月10日号に掲載されたものです
よきライバルとして競い合い、トップスケーターへの道へ
この冬、一躍フィギュアスケートファンに周知されたであろう選手が2人いる。2019年12月のジュニアグランプリファイナルで見事優勝を果たした佐藤駿。そして同月、全日本選手権でジュニア選手ながら3位表彰台に上がった鍵山優真だ。
2人とも普段は素朴でまじめな少年だが、氷の上で演技を始めるやいなや、表情と目つきが一変。ダイナミックな4回転ジャンプでカメラを引きつける。