幸運のカマキリ!(写真提供:市村さん)

 

五木さんの「暖簾」もそこで稽古したんだけど、ほかに歌えるのは、さだまさしさんの「案山子(かかし)」くらいかな。あれは歌詞が好きなんです。都会に出た子どもを思って、「あの案山子のように一人で寂しくないか、苦しい思いをしていないか」と心配している歌だからね。

でも、堂々と歌えなくて、どうしてもちっちゃな声になっちゃうの(笑)。やっぱり、役じゃないと歌えないんだよ。それでも子どもたちは合いの手を入れてくれたりするから、それがちょっと楽しいんだよね。

25年は忙しかったけど、プライベートでは引っ越しをしました。その当日、新居のベランダにカマキリが飛んできて息子の手に乗ったらしく、動画を見せてくれました。

調べると、カマキリは幸運をもたらす縁起がいい生き物だそうで、幸先がいいなとみんなで喜んでいます。これからもいい日々を送って、皆さんにいいものをお届けし続けたいなと思います。

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